ファンツリー・マーケティング株式会社

成功事例

  • 成功事例2021.05.24

    動画で見たい方はこちらから!

     

    岩中さん「ファンツリー実践会」入会後の変化

    ✔︎ 前職の美容業界に、福利厚生の面でさらに貢献できるように!
    ✔︎ 紹介を生み出してくれるお客様とより関係性が深まった!
    ✔︎ 苦手だったオンラインも今では社内講師をするほどに!
    ✔︎ 社労士さんとのやり取りでも「勝ちパターン」を構築!

    コロナ禍だからこそアフターフォローを真剣に考えた

    砂田:緊急事態宣言が初めて発表されてから、丸1年経過しました。また延長になるんじゃないかというこの状況の中で、やはりまだお客様には直接会いづらいかと思います。
    そんな中、今までの営業スタイルを一気に変えないといけないという環境に、生命保険問わず対面する仕事の方は皆さん感じているのではないでしょうか?
    実際に今「オンラインでどうやったら売り上げが上がるのか」というご質問をよくいただきます。そこでどんな取り組みをすれば、今までの活動にプラスして業績数字や売上が上がるのか。
    その点を「ファンツリー実践会」の活動を通して、オンラインで大きな売上を上げていらっしゃるソニー生命の岩中忠輔さんにお話いただきたいと思います。岩中さん、よろしくお願いします。
    岩中:よろしくお願いします。
    砂田:それでは早速自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?
    岩中:ありがとうございます。ソニー生命保険の岩中忠輔です。福岡出身で、前職では12年間化粧品メーカーの営業をしていました。2010年8月にソニー生命に入社し、もうすぐ11年になります。
    現在は、前職の経験も活かして美容業界、特にお店やオーナー様、従業員様、メーカー様に貢献していくという活動を行なっています。
    砂田:ありがとうございます。岩中さんとは、ちょうど丸一年前、まさにコロナ禍で緊急事態宣言が出て、営業マンも外に出れないという時期にご縁をいただきました。
    その時にはすでに、MDRTや社長賞にも連続入賞されていて、順風満帆なキャリアだったと思いますが、どういった思いで「ファンツリー実践会」に参加されましたか?
    岩中:はい。ありがとうございます。
    1年前の緊急事態宣言では、会社に訪問しようにも従業員の皆さん全員自宅にいた時期です。やれることと言えばお客様に電話するぐらいしかありませんでした。
    ちょうどそんな時期にFacebook広告を見まして、砂田さんが無料セミナーをやってらしたんですね。自分の顧客をしっかりとフォローしてそこから紹介に繋がっていくという内容で、ある意味当たり前のことなんですけど、すごく王道で。その手法を確立されているというお話に興味をもちました。

    僕も生保営業として10年経っていて、既存のお客様の数もすごく多い中で、フォローをどうするか、いろいろ考えていたタイミングでもありました。なので1回参加してみようと、そこからですね。

    一番紹介を生み出してくれているお客様と向き合えていなかった

    岩中:「ファンツリー実践会」の活動の中でも一番大きかったのは、やはりお客様との関係性を棚卸しするところですね。自分の既存のお客様の中でも「ベストテン顧客」を、失礼ながら「ランク付け」していくワークが最初にありました。そこが僕には一番発見が大きかったです。
    紹介の多さや、ご契約の保険料の多さといったことの中で、トータルでの順位決めを行うワークでしたが、実際1位と思ってた人が1位じゃなかったんですね。これが衝撃的でした。
    一番紹介を生み出してくれているお客さんにちゃんと向き合えてなかった、というのがはっきりと分かるようになったので、しっかり取り組まないといけないなと感じましたね。

    砂田:なるほど。
    お客様にランク付けするのは失礼じゃないかというのは、私も以前思っていたところです。でも実際にランク付けしてみると「本当にお世話になって、ご契約もお客様も紹介していただいてるのに、2年3年会ってない」という方が結構たくさん出てくることに気がつきました。これじゃいけないなと思い、今までのお客様をいかにフォローするかと考えたのが「ファンツリー実践会」の原点になっています。
    ですが、1位の方が実は自分の予想と違ったと言うのは、かなりの衝撃だったのではないでしょうか?
    岩中:本当にそうですね。お客様にも甘えてしまってたんでしょうね。関係性もありますし、連絡をすれば普通にお会いもできますし。ただ本当にフォローっていう部分では十分じゃなかった点はすごく反省しまして、そこから行動は変わりましたね。
    砂田:岩中さんの「ファンツリー実践会」入会後の行動の速さ、「顧客のランク付け」やその後の「感謝の手紙を書く」といったワークへ取り組む際のスピード感は非常に印象に残っています。なぜそこまで行動力を発揮できるのでしょうか?
    岩中:もちろん、コロナ禍で営業活動自体がストップしていたという点はあります。ですがやはり自分が顧客へのフォローを全然できていなかったなという反省があったので、何かアクションを起こさないといけないなっていうのは自分の中にありました。
    一番最初に思ったのが、まずベストテン顧客を書き出して、その中で全員じゃないですけども、その数名の方にきちんと直筆で手紙を書いてみようということでした。砂田さんも無料Webセミナーの中でされていたので、まず真似をしてみようと思ってやりましたね。
    砂田:実際に手紙を書くのも、受け取るのもなかなかない機会だとは思いますが、お客様の反応はどんな感じでしたか。
    岩中:その時は5名の方にすぐに書いて、コロナでお会いができないので郵送させていただきました。そのうち4名の方からすぐにLINEが来て、「びっくりしました」っていう反応でした。今でも覚えてます。
    「そういうふうに考えてくれたんだ!」とか、「常に考えてくれていたこと、全然気づいてなかったです!」という反応ですごく喜ばれました。
    そこから関係性がちょっと前進したというのは肌ですごく感じました。正直、すぐに新しい大きな案件が出てきたので、その点も印象に残っています。
    砂田:これまで連続してMDRT達成など、素晴らしい成績を上げ続けてこられた中で、保険料としては大きな金額を預かっているけども、関係性の深さ・親密度で考えたらそこまで高くないお客様というのもやはりいたのでしょうか?
    岩中:いましたね。お預かりしてる保険料の高さは、決して親密度と比例しないというのは大きな発見でした。関東のお客様ですごく大きなご契約をお預かりしている方も実はそんなにフォローができていなかったです。近場で、行きやすいところによく行ってたというところも感じました。

    砂田:ついつい行きやすいお客様のところに行ってしまうというのはありますよね。仕事した気になってしまうと言いますか。
    そうした、気づきも含めてしっかりと既存顧客の棚卸しをしていく中で後ほどお話しいただく「本当のキーマン」が実際に見つかってきたっていうところになるのでしょうか。
    岩中:そうですね。実は、最初の頃から10年以上すごく親しくさせてもらっていて、紹介もたくさん頂いていた個人のお客様がいたのですが、フォローが年に1回の電話くらいしかできなかったんです。その結果、僕に直接の連絡もなくカスタマーセンター経由で解約となってしまった苦い経験もあります。
    そういう悲しいこともあって、もちろん差別をしてフォローするというわけではないですが、やはり親密度は意識しながら、より「キーマン」には関わりを持つようにはしています。
    砂田:もちろん、お客様をランク付けするということに違和感がある方もいて当然だと思います。しかし逆にお客様から見て、例えば月100万円払っていただいてる方と、月1万円払っている方。もちろん差別する必要は全くありませんが、双方に全く同じサービスを提供している場合、それはお客様から見たら不公平なのでは、と思います。

    苦手だったオンライン化も今では社内講師に

    砂田:岩中さんは現在、ソニー生命様の中で講師として登壇されるほど、オンラインを非常にご活用されていると伺っています。ですが、当初は非常に苦手だと仰っていましたよね。その間にどういった変化があったのでしょうか?
    岩中:パソコン系は今でも得意じゃないのですが、やはり1年前にコロナ禍が始まりすべての仕事が止まってしまったこと、もうこれが続いたら、普通に対面するのが難しくなるというのは感じたのがきっかけです。
    もちろんオンラインという仕組みがあるのは前から知ってましたし、オンライン飲み会をやったこともありましたが、これが仕事で活かせるとは全く思ってなかったです。
    ただ、苦手でもやはり回数をこなして学んでいくしかないなと思ったこと。それともうひとつが、僕自身が「ファンツリー実践会」に入会する際に、砂田さんとはオンラインだけでやりとりをして契約を交わしたという体験が大きかったです。実際砂田さんとはまだ1回も直接会ったことないですよね。これがすごいなと思いました。
    お客さんにとっても、直接会うことはもちろんベストだと思いますし、私も会いたいです。しかし、今できる中で最大限のパフォーマンスを出そうと思ったらオンラインでやるしかないな、とスイッチが入ったので、活用できるようになってきたのではないかと思います。

    岩中:今でこそソニー生命内でも色々なオンラインの仕組みが充実していますけども、当初は全然でした。
    teamsというマイクロソフト社のアプリを使っていましたが、画面が映らなかったり、画面は映ってるけど、音声が入らないということがしばしばでした。音だけは電話で喋ってスピーカーにしてみたりとかね(笑)
    そうこうしているうちに、社内でもオンラインのシステムが導入されてからは、真っ先にお客様にお声かけをさせていただいて、とにかく回数をこなしました。
    毎回失敗していましたけれど、だんだんと慣れてきたなっていう感覚が昨年の夏ぐらいに出てきました。
    そうしてオンラインの経験を積みながら、自分の理想のお客様の言語化というものに取り組んでいきました。どういうお客様に貢献したいか、自分は彼らに何ができるのかをとにかく言語化していました。1年ぐらい前に作ったパンフレットなんかも見返していましたね。
    前職の経験から美容業界へ行きたいという思いがずっとあって、こういう形にもしていましたが全然活用できていなかったなと。これはもう、ライターさんに書き出してもらっていたものなので、こういうのも使えるなと思っていました。

    少し具体的にお話しすると、美容業界には従業員の定着率が低いという課題があります。そこを解決したいという社長さんは多かったので、言語化した自分の強みを踏まえて、従業員の皆様に対して福利厚生、中でも王道の社会保険の話と運用系の話をしていくセミナーを開催しました。本当に最近の事例ですが「セミナーを開催してあげてほしい」と紹介もいただいています。

    自分が提供する価値を明確に伝えるということ

    砂田:岩中さんは生命保険営業の中でも、かなりマーケティングの部分、ターゲットに対してどんな価値を提供するのかというのを深く考えてらっしゃいますよね。マーケティングの部分を明確にしていくと、生命保険営業にとって他にどんなメリットがあるのでしょうか?
    岩中:言葉は悪いかもしれませんが「保全が楽になる」というのはメリットかもしれません。
    例えば、法人様でセミナーをやって、社長さん経由で従業員さんに保険に入ってもらったとします。そこで僕と社長さんとは仲が良かったとしても、僕がどういう生命保険営業なのか従業員さんに伝わっていないと、後からいきなりカスタマーセンターにて解約の電話がきたりするんですね。やはり「社長の手前、保険に入っておくか」となり、断りにくいところがあるからか、後でそういうことが起きます。
    しかし僕が「会社の福利厚生のためにセミナーを行なっている」というのをしっかり打ち出すと、従業員さんにも思いが伝わるので、結果として解約されにくいし紹介も生まれやすい。

    さらに、会社に行けば従業員さんたちがまとめてお客様なので、物理的にも楽になるというか、職域営業の形ができるのがやっぱり一番強いなと思います。

    砂田:たとえば会社のお昼休みや、社長様とのアポイントメントの際に、他の従業員の方々からも声をかけられる、相談に乗ってほしいと言われる、といった形でしょうか?

    岩中:そうですね。アポイントは社長に取りますが、会議のときのお茶を出してくださる方も、書類を届ける総務・経理の人もお客様だったりします。その会社の中の各部署ごとにフォローしていくと、さらに親密度が高まっていきますね。
    闇雲に会社に訪問するというよりは、あくまでも福利厚生の担当ということで、代表の方からもティーアップは必ずしていただきながら、年1回は必ずセミナーもさせていただいています。
    おかげさまで何かあったら岩中に聞くようにというセットアップができており、保全としては社長さんへのアポだけでなく、経理の人にアポ取っていくときもあります。他では化粧品の配送をする部署の方にご挨拶したら「私もちょっと話聞きたいです」といってもらうこともあります。
    非常に楽にフォローができるので、今でこそコロナで行きにくいですが、1回の訪問で10人ぐらいのお客さんにお会いできるということが普通にあります。
    今、ソニー生命でもお客様のフォローアップに力をいれましょう、という会社の方針があるのですが、このように1社にお客様が集中していると効率もいいのかなと。もちろん、効率を求めすぎてはいけませんが、活動も制限される中で今後の営業のためには大事になる部分かと思います。
    砂田:そうしたスタイルがご好評いただいて、明日も早速訪問されると伺っています。

    岩中:そうですね。もともと契約法人だったのですが、久しぶりに来て欲しいということで、明日・明後日の2回でお客様を10名ずつに分けながら、リアルで訪問してセミナーを行います。もちろんコロナ対策も万全にしてですね。
    そちらは従業員20名ぐらいの会社様ですが、法人化してまだ2年ぐらいで、これまで社会保険を入れてこなった会社様です。なので、従業員さん側からみると、社会保険の分手取りが少なくなるし、中身もよく分からない。
    本当は会社としてもいいことなのに不満がでてきそうになるというお悩みからお声かけ頂きました。
    そこでソニー生命の「団体保険」と福利厚生と組み合わせた仕組みが僕がとても得意なので、その内容をセミナーでお話しする予定です。
    かいつまんでご説明すると、まず死亡保障だけの安い掛け捨てのものがあり、それを全従業員の人に入って頂いているので、社員全員がお客様となっています。
    その上で福利厚生の面で、健康保険と厚生年金が従業員さんに対してどのような役割を持っているのかを年に1回はご説明させていただいて。
    そこにプラスして、NISAやiDeCoといった予備知識だったりを、ソニー生命が発行している資産運用系のパンフレットがありますから、それで簡単に説明するだけでもすごく喜んでいただけています。

    セミナーは人数を絞る方が成約につながる

    砂田:もちろん、感染対策というところもあるとは思いますが、日程を2回に分けて人数を絞ることで、成約率への影響もあるのでしょうか?
    岩中:個人的にはめちゃくちゃ大きいと思っています。
    今までのセミナー営業では、特に誰からも教わったこともないので、ずっと闇雲にやってました。多いときは100名ぐらい、50名、30名の前というのも結構ざらにあります。
    それでずっと今までやってきた中で、『質問が出ない、盛り上がらない』という課題を感じていたんですね。「質問がある人はいますか?」と聞いても、シーンという感じで。
    これは僕の喋りやセミナーが面白くないから質問が出ないんだなって思ってましたが、10年やってきて、いい加減ちょっとそれだけじゃないなと(笑)
    喋りや進行を気にして、受ける人とのコミュニケーションが取れていなかったなと。
    彼らの目線に立ってなかったっていう気づきを、「ファンツリー実践会」で一緒に学んでいる八頭司さんとも意見が一致しているのですが、参加者は5名くらいのセミナーが一番成約率が高いです。

    もちろん、感覚的なところなので必ず正しいというわけではありませんよ。ただ、人数を絞って同じ話でも回数を重ねるというのは有効ですね。
    今も従業員390名ぐらいの全国でスパを展開されている美容関係の会社さんにセミナーを行っていますが、すでに6回同じ話をしています。そうした中で、窓口になっている総務の方なんかは同じ話を6回とも聞いているわけなのですが、しっかりご契約はお預かりできています。
    ちょっと手間がかかるかもしれませんけどセミナー回数を重ねる方が、親密度も上がり成約する確率も高いと思います。

    砂田:素晴らしいですね。自分がどの業界に、どのように貢献していきたいかが明確だからこそ、同じ話を何度もするとなっても苦痛にならないのだと思います。
    やはり、その部分を明確に言語化したことは、岩中さんにとって大きかったですか?
    岩中:大きかったですね。美容業界への特化は以前から行っていましたが、より明確に問題意識を持てるようになりました。美容業界全体として、福利厚生がしっかりしている会社というのは少ないという課題があります。なので「ここが僕の役割だな」と思って仕事に取り組めています。

    1個勝ちパターンを作ると、ずっと使える

    岩中:それから、砂田さんに言われてなるほどなと思ったのが「1個勝ちパターンを作ると、ずっと使える」ということです。
    私が担当する法人さんは大きくないところも多いんですよ。今から成長して行かれるので、国の助成金や補助金などを上手に活用していきながら、新たな事業を展開していくというケースが多くて。
    そうした法人様と社労士さんとのマッチング、ご縁を繋ぐことにもかなり力を入れていました。その社労士さんも保険に入っていただいているのと同時に、助成金などがしっかりと回るようになり事業がスムーズにいくので法人様からもすごく感謝されるわけです。そうした経緯で紹介が出たことも何回もあります。
    法人様と社労士さんとのマッチングから、僕がハブの役割をする。そこで保険にすぐ繋がるわけではないですが、結局は助成金などお金の話をしていくので、流れとして保険の話題にも自然になります。その内容をちょっと確認して欲しい、ということで結果的に契約に繋がる。
    それが1つの僕の勝ちパターンだなと気づけました。なので、こうした活動はいまだにずっと続けてます。
    砂田:ご自身の保険の話よりもまず先に、企業・法人様にとって有益な情報を提供する。場合によっては実際にハブにもなる、こうした活動が素晴らしいですね。
    お客様にとっても、やはり頂いた分を岩中さんに返したい!と自然に思うようになりますし、一緒に事業を発展させていく形になれば、親密度もより深まっていきますよね。結果としてご契約やさらなる紹介につながっていく、というまさに理想的な流れだと思います。

    砂田:今日こちらを聞いて頂いている方も、前職でのキャリアをいわばリセットしてしまい、生命保険営業として1からスタートする意識を持たれる方も少なくないかもしれません。
    しかし、それは非常にもったいない。前職の経験も含めて、どういう営業活動をしたいのか棚卸し・言語化をすることで、今の岩中さんのようにご多忙ながらも毎日ワクワクしながら働いているという状態になるのではないでしょうか。
    岩中:その通りですね。もう新規顧客を追いかけることは全くなくて、しかもオンラインなので以前よりもスムーズに仕事ができていると思います。
    1週間に10〜15件ほどの面談をずっとコンスタントにやっていますが、8割はオンラインなので、活動費や移動時間の面でもより仕事はしやすいです。
    もちろん、お客様への訪問が嫌というわけではないですが、今できることをするためにオンラインを最大限活用してるという感じですね。

    オンライン化が苦手な方へのアドバイス

    砂田:もともとオンラインが苦手だったところから、今では社内でもオンラインに関する講師として登壇までされていますよね。そうしたご自身の経験を踏まえて、ご視聴されている方の中でもオンラインが苦手という方に一言アドバイスを頂けますか?
    岩中:ありがとうございます。最初はやっぱり一歩踏み出しにくいかもしれません。一番のコツは、まずは仲の良いお客様と練習のような形で、面談から始めて一つ一つ機能を試されるといいと思います。
    そうして徐々に慣れていくことがまず大切です。
    そう言う僕も、慣れている決まった操作しかできませんし、トラブルの対処法はお客様に入り直してもらうことくらいしか知りませんがそれでも十分回せていますね。
    あとは、完璧な準備をする前にオンラインでのアポイントを取っておくことですね。そうすると勝手に体が動き出しますし、取り組まざるを得ない状態を作るのが良いかと思います。

    砂田:なるほど。やっぱりアポイント入れてしまったらせざるを得ないというのは大事なことですよね。
    それも、まずは仲の良い、ある程度気心知れたお客様からやってみる。そこでうまくできなくても怒られるわけじゃないからですね。
    岩中:準備してから始めようと思うと、なかなか進まない感じはしますね。
    もちろんある程度は必要なんでしょうけども、とにかくやってみて、映像が止まったりとか何か上手に伝わらなかったり、画面が切り替わらないとか、いろいろあると思います。もうそれも経験ですよね。

    視聴者からの質問コーナー

    質問①具体的にどうすれば強みを見つけられるのでしょうか

    砂田:視聴者の方から「自分に強みがあるとは思えません。具体的にどうすれば強みを見つけられるんですか」という質問を頂いています。
    岩中さんも社内では後輩を指導する側で、そういったお悩みが寄せられることも多いかもしれませんが、強みを見つける上でのコツなど、アドバイスはありますか?
    岩中:これは明確にお答えできます。
    「自分の強みを既存のお客様に聞く」ということですね。もう非常にシンプルです。
    自分で自分の強みが分かっているならそもそも悩みません。まずは既存のお客様に「どうして私から保険に入って頂けたんですか?」「どういうところを良いと思って頂けましたか?」と聞いてみるのが一番早いです。

    その際正直に「自分の強みを言語化したいので、ご協力お願いしてもいいですか」と言ってしまって大丈夫かと思います。
    もちろん自分の強みを聞くだけでなく、相手にも「今後どういう仕事をしていきたいですか?」とか「今何が必要なんですか?」といった深掘りをするような質問をしていく。そういう時間を、自粛の時に僕も結構取りました。
    どうしても人間は自分のことを下げてみますよね。「私なんか僕なんか」と考える人の方が「僕すごいですよね」とか言ってる人よりも多いじゃないですか(笑)
    ほとんどの場合が聞いてみると意外な言葉が返ってきたり、改めて言われると、やっぱりここは自分の強みなんだという発見も多くありますから。
    僕も「美容業界で福利厚生ってすごくいいよね!」とか「岩中さんにしかできないよ!」と言ってもらって「やっぱりこれをやろう!」とにさらにスイッチが入った経験があります。
    砂田:なるほど。そういう所をお客様に聞いて回った時間というのは、岩中さんにとっても今の土台になっていますね。自分に対する自信もそうですし、こんなことで貢献したいという思いもますます強くなったのかと思います。
    岩中:そうですね。やっぱり自分だけで考えると限界があります。
    それを周りの人にサポートしてもらった体験は、自分の中でも大きかったなと。
    砂田:ぜひご視聴の方にも、身近な人や仲のいい既存顧客の方から、自分でも意外な強みというものも聞いてみて、明確に言語化できるきっかけを掴んでいただきたいですね。

    質問②「社労士さんとは実際にどのようなやり取りをされていますか?」

    砂田:先ほど、社労士さんとのコラボレーションというお話もあったことから、「社労士さんとは実際にどのようなやり取りをされていますか?」というご質問を頂いています。こちら少し詳しく教えてもらえますか?
    岩中:わかりました。社労士さんは、東京と大阪に1人ずつ、僕の右腕左腕という感じでサポートしてくださる方がいます。
    大阪の方は美容業界の社長さんに向けて、助成金セミナーを開催されていて、たまたま僕が参加させて頂いたことからご縁が繋がりました。
    当時助成金については全然知らなかったのですが、これはいい仕組みだなと思って、その場でもうその社労士さんに「これは僕のお客様にもすごく役に立ちそうなので、1回詳しく教えて頂きたいです」といってアポをとりました。
    1時間ほど助成金について教えていただいて、もちろんその場ではほとんど理解できていませんでしたが、自分でも勉強してお客様にアウトプットする形でお伝えし始めました。
    そうして興味を示されたお客様と、社労士さんとを繋げるアポを取って、僕も同席しました。
    紹介のときは、僕も必ず同席をして、お客様と社労士さんと3人で、社労士さんの事務所で1時間くらい面談するという機会をセッティングしています。もう50社ぐらいはその社労士さんに紹介していますね。紹介件数が20社を超えたあたりからは、僕自身もかなりうまく助成金の説明できるようになりました。
    関東のお客さんには、さすがに大阪に来ていただく難しいので、お世話なっている関東の方の担当社労士さんを紹介していただきました。そこでも同じ流れで相当数紹介して、同席してお客様になって頂いているという次第です。
    要約すると、「紹介して同席する。自分も横で聞いた話を実際にお客様に向けてアウトプットする」という流れをひたすら繰り返した形になります。
    砂田:なるほど。これも岩中さんの一つの勝ちパターンになっていますね。
    ご視聴の方も、まずはお客様に役に立てる情報をお伝えするところからスタートすると、岩中さんと同様うまくいくのではと思います。

    ご視聴のあなたへメッセージ

    砂田:ここまで1時間、ありがとうございました!非常に深く岩中さんの生命保険営業への取り組みについて語って頂きましたが最後に視聴者の方へメッセージを頂けますでしょうか?
    岩中:こちらこそありがとうございました。
    そうですね、1年前の緊急事態宣言で、家でずっとお客様に電話をコツコツしていて、この先どうなるんだろうとすごい不安に思った時からすると、1年後にこんなことをしているとは想像もつきませんでしたね。
    やはり、自分が大きく変わった一つのきっかけとして、砂田さんの「ファンツリー実践会」の無料Webセミナーがあります。
    実際にセミナーの中では言語化を行うワークもありますが、それがこれほどまでに、仕事に大きく影響するとは思わなかったです。

    ご視聴の皆さんには、言語化したものを行動に落とし込み、成果に繋げていってほしいと思います。この対談がそうしたきっかけになったら、嬉しいですね。

    砂田:ありがとうございます!そうですね、ご視聴の皆様もぜひ、岩中さんのお話をヒントに今後の成果に繋げていただければ幸いです。岩中さん、本日は本当に貴重なお時間をありがとうございました!
    岩中:ありがとうございました!